FAQ
よくあるご質問
よくあるご質問
手術について
- 飼い猫・保護猫の手術は可能ですか?
- はい、承っております。ご予約のうえご来院ください。
- 耳カットなしの手術は可能ですか。
- 当院では猫の過剰繁殖を効率的に予防し、家なき猫たち・望まれぬ猫たちを、一匹でも多く幸せな猫生に導くため、リターンする野良猫、外に出る可能性のある飼い猫、もしくは多頭飼育で個体識別が難しい状態にあるような猫に関しましては、耳カットを必須とさせていただいております。
一方で、室内飼育が徹底でき、適正な飼育が可能な飼い猫、保護猫は、耳カットなしでも同料金で手術を承っております。ご来院時にその旨必ずお申し出ください。 - 子猫はいつから手術が可能ですか?
- 最新の知見では、生後5か月齢までの早期手術が推奨されています。
当院では体重1㎏(おおむね生後2か月齢)から対応可能です。若齢でも安全な麻酔を選び、出血・術創ともに最小限に抑えます。
早期手術による成長阻害は、現在では根拠がないと証明されています。
ただし、次の状態では手術を見合わせる場合がございます。- 体重1㎏未満で極度に痩せている個体
- 猫風邪症状がひどく、元気食欲がない個体
- 下痢や軟便が継続している個体
これらの症状がある場合、子猫の健康を最優先に考え、総合的に判断して手術を行わないことがあります。
- 産後の母猫は、いつ手術できますか?
- 母猫につきましては、基本的にどのタイミングでも不妊手術は可能です。ただし、子猫へ授乳している場合は、出産後およそ1か月経ってからの手術をおすすめいたします。1か月ほど経つと、子猫も7〜8時間程度は母猫から離れても飢えることはなく、母猫も手術後4時間ほどで子猫のもとに戻ることが可能です。
また、手術後もしばらくはホルモンの影響で授乳が続くため、育児への影響はほとんどありません。
授乳中の母猫をお連れになる際は、手術の順番を優先的に配慮いたしますので、受付時にその旨をお申し出ください。 - 手術後、傷が治るまでに自分で糸を切ってしまったりしないでしょうか?
- 当院では年間およそ5,000頭の飼い猫・野良猫の不妊去勢手術を行っております。メス猫の切開創は通常であれば0.5㎝~1㎝程度で、よほどのことがない限り、傷が開くことはありません(妊娠や異常子宮の場合は、状況により数㎝切開創が大きくなることもあります)。
糸はすべて吸収糸を使用しており、術後の抜糸も必要ありません。特に野良猫は、一生に一度きりになるかもしれない医療を受けるこの機会に、術後の合併症が起こらないよう、最大限配慮させていただいております。
手術のご見学も受け付けておりますので、もしご希望であれば是非手術日にご来院ください。 - 術後のエリザベスカラーや術後服は用意した方がいいですか?
- 当院での手術は傷口を出来る限り小さくし、猫の負担にならない術式で行なっております。
術後服やエリザベスカラーにつきましては、まずはつけずにお家で様子を見ていただき、執拗に術部を気にするような仕草がある場合のみ装着をお願いしております。
キレイ好きで毛づくろいを良くするので心配、同居猫が舐めてしまわないか、というご懸念がある場合は術後服を着せてお返しすることも可能です。
ペットショップでご購入いただきあらかじめご持参になるか、当院にもご用意がございますのでご利用ください。 - 一度に数頭、手術しても大丈夫でしょうか?
- 複数頭の猫に同じタイミングで手術を実施するか否かの判断は、飼い主様のご都合にお任せしております。
猫の性格や体力によりますが、一般的にはオス猫の方が回復が早く、メス猫は手術当日は「ほっといてよ!」と同居猫に対してツンケンするしぐさを見せる場合もございます。
手術翌日には何事もなかったように過ごす猫がほとんどで、1週間ほどで傷口が安定し、2週間もすればふさがります。
万が一メス猫がお腹を気にしたり、2匹がお互いに傷口を舐め合ったりする場合は、術後服の着用や別の部屋で過ごさせるなどの配慮も必要になってくるかと思います。
お家での術後の経過観察のご都合なども含めて、ご検討いただけますと幸いです。 - 保護したばかりなのですが、手術はストレスになりますか?
- 病院に連れてくることは確かに猫のストレスにはなりますが、そのストレスがご自宅の環境にそのまま反映されることは少なく、むしろ「病院(ご自宅の外)は怖かったけどおうちの安心できる環境に戻ってこれた」という安堵感の方が強く出る傾向があります。ご自宅のケージ内に猫が身をひそめられるような場所を作ってください。
手術中にご自宅の環境を、猫にとって快適なスペースに改造することもできるかと思います。手術と同時に各種初期医療(駆虫やワクチン接種、検査等)も実施できますので、保護されたらできるだけ早いタイミングでご受診されることをお勧めいたします。
診察について
- 不妊去勢手術が終わっている猫の、一般的な診察はしてもらえますか?
- 当院は手術専門病院のため、一般診療をお受けする時間を設けることが難しく、また、治療設備や医薬品などは限られたものしか使用しておらず、一般動物病院のような診察治療は原則承っておりません。誠に恐れ入りますが、一般動物病院へのご相談をお願いいたします。
- 子猫を保護したのですが、診察してもらえますか?
- 当院は手術専門病院ですので、原則一般的な診察は近隣のかかりつけ医へのご受診をお願いしております。
一方で、当院での不妊去勢手術をお約束いただけるのであれば、当院が開院日の夕方のお時間に診察させていただく事も可能です。その場合、他の手術の終了時刻の兼ね合いで診察のお時間をこちらから指定させていただく形になります(概ね16時半〜17時頃)。
保護・捕獲について
- 猫を保護してもらえますか?
- 恐れ入りますが当院では保護活動を行っておらず、ご要望に応えることはできかねます。
ご自身もしくは身近な方で保護してくださる方がいらっしゃれば、里親探しのための助言や不妊去勢手術のお力になる事はできます。
また、有料にはなりますが、里親探しの代行サービスをご紹介することも可能です。お見積もりが必要な際はお申し出ください。 - 猫を捕獲できないのですがどうしたらよいですか?
-
野良猫は警戒心が強いので、うまく捕獲できないこともあります。野良猫の捕獲に関しましては、当院から捕獲器をお貸出しすることが可能です。捕獲器の種類や設置場所など、捕獲方法についてアドバイスをさせていただきます。
「ねこから目線。」について
また、有料にはなりますが、当院の捕獲・送迎サービスをご利用いただくことも可能です。捕獲・送迎の有料サービスにつきまして、詳しくはこちらをご確認ください。
ご来院について
- 料金はいくらですか?
-
詳しい料金はHPにも掲載しておりますが、メス猫は7,700円、オス猫は5,500円で手術(点滴、ノミ、ダニ、シラミの駆虫込み)が可能です。
料金一覧
その他混合ワクチンやウィルス検査、爪切り等のご依頼がございましたら追加料金が発生いたします。 - 支払いは現金のみですか?
- お支払いは現金、カード、その他各種キャッシュレス決済に対応しております。
- 送迎は可能ですか?
-
当院は「ねこから目線」と提携しており、有料にはなりますがご自宅からの送迎サービスをご利用いただけます。送迎サービスにつきまして、詳しくはこちらをご確認ください。
「ねこから目線。」について - 布製キャリーケースでも大丈夫ですか?
- キャリーケースは頑丈なプラスチック製のものが好ましいですが、布製のものでも、自立するタイプで狭すぎず、通気性の良いものであれば大丈夫です。全てのチャックが中から開けられないようしっかり結束してご来院ください。
もし自立しないタイプで熱がこもる狭い形状のものでしたら、術後の猫にとって負担及び窒息、熱中症等の恐れがありますので、お手数ですがプラスチック製の物をご用意いただければと思います。 - ダンボールで連れて行っても大丈夫ですか?
- クリニックへの搬送途中で猫が脱走するケースが増えています。
ダンボール等、簡易的な入れ物でのご来院は、万が一猫が脱走した場合、取り返しのつかないことになりますので絶対におやめください。 - 絶対に洗濯ネットに入れないとだめですか?
- 洗濯ネットは”ふいの脱走”を予防するための重要な手段です。
ただし、もし洗濯ネットに入れることで猫に過度な負担がかかる場合や、入れようとして脱走させてしまう、もしくは人がケガを負う可能性が高い場合は洗濯ネットに入れずにご来院いただくことも可能です。その際は、猫を頑丈なキャリーケースもしくは捕獲器に入れ、絶対に扉が開かないよう、ガムテープや結束バンドでしっかりと補強した上でご来院ください。
その他
- 術前の血液検査は必要ですか?
- 当院では術前に視診触診等により手術に耐えられる状況か否かを判断し、問題がない子につきましては術前の検査なく手術を行なっております。これまで事故が起こったことはございませんが、術前検査にて防ぎ得る疾患があるのも事実です。
また、健康な時の検査は猫の後々の健康指標として病気になった時の比較資料となりますので、金銭的に余裕がある方にはお勧めをしております。ご希望でしたら、手術ご予約日のお受け入れ時にお申し出ください。
なお、採血は無麻酔下で行うため、採血時に猫に過度のストレスがかかる場合、あるいは人間側に危害を及ぼす恐れがある場合はお断りすることがあります。この場合、元気食欲に問題がなければそのまま手術に進み、鎮静下で猫の負担なく健康診断を行うことも可能です。 - シャンプーはしてもらえますか?
- シャンプーにつきましては、猫自身の毛繕いでは到底落ちようのない汚れや毛玉、糞便にまみれて衛生的にその必要があると判断した場合のみ、対応いたします。単純に、多少の汚れや匂いが気になるとのことでしたら、シャンプーシートで全身を拭う処置をさせていただきます。
- 猫が妊娠していた場合はどうなりますか?
- 猫が妊婦さんだった場合は、当院としましては堕胎手術として対応させていただきます。行き場のない猫が野外で不幸な死を遂げている中、産まれゆく全ての猫にまだまだ安心できるお家が確保されていない現状があります。ましてや野外での出産は子猫の死亡率は非常に高く、産まれても苦しんで亡くなってしまう可能性が高いため、産まれる前に、母猫には万全の処置を加えながら手術をさせていただきます。
人知れず不幸にも亡くなる猫を1匹でも減らすため、当院の方針をご理解いただけますと幸いです。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)について
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)はマダニを介して人や猫に感染するウイルス性の病気で、致死率も高いとされています。野良猫の場合、外でマダニに噛まれてウイルスを持っている可能性がありますので注意が必要です。
ただし、
- 感染経路は「マダニから直接」あるいは「発症した猫の体液や血液との接触」が中心です。
- 手術時にノミダニ駆除薬を投与すれば、以後のマダニの寄生を防ぐ効果が期待できます。
- すでにウイルスを持っているかどうかは駆虫薬だけでは分かりませんが、「駆虫薬をしている=人に感染する危険が大幅に減る」ことは確かです。
ですので、
- 捕獲や搬送時には咬まれたり、引っかかれたり、血液や唾液に直接触れないように手袋などで防御してください。
- 当院では手術時にノミダニ駆除を行いますので、その後の感染リスクはかなり下げられます。
- ただし完全に「ゼロ」ではありませんので、野良猫を保護する場合は「過度に恐れず、正しく予防する」ことが大切です。
