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活動内容
耳カット(さくら耳)は猫ちゃんを守る大切なしるしです
「耳をカットするなんてかわいそう…」「痛そう…」「見た目が気になる…」
そのようなお優しいお気持ちから、不妊去勢手術の際に耳カットを希望されない方が当院にも一定数ご来院されます。
飼い主様のお気持ちは大変よくわかります。
ですが、私たちからは改めてお伝えしたいのです。
耳カット(通称:さくら耳)は、“猫ちゃんを守るための大切なしるし”であるということを。
単なる目印ではなく、命と身体を守るためのもの
耳カットは決して単なる目印ではありません。
「この子はすでに不妊去勢手術が済んでいる」ということを、遠くからでも一目で分かるようにするためのものです。
お外で暮らす子はもちろんですが、お家の子であっても、もしも外に出て迷子になってしまった時、誰かに保護された時、あるいは多頭飼育の中で個別の管理が難しくなった時などに、耳カットがあることで以下のリスクを防ぐことができます。
- 不要な再捕獲
- 不必要な再麻酔・再手術(開腹)
- 予期せぬ妊娠・繁殖トラブル
つまり、耳カットは“猫ちゃんの命と身体を守るための医療行為の一部”と言えるのです。
当院における耳カットへの考え方
このような理由から、当院では「猫ちゃん自身を守る」という観点に基づき、以下に該当する猫ちゃんに対しては、耳カットを必須または強く推奨しております。
- 野良猫ちゃん(地域猫ちゃん)
- 外に出る可能性のある飼い猫ちゃん
- 多頭飼育で手術歴の管理が難しい環境の猫ちゃん
麻酔下で安全に行うためご安心ください
「痛そう」とご心配される方もいらっしゃいますが、耳カットは手術中の麻酔がしっかりと効いている状態で安全に行います。
猫ちゃんへの負担は最小限に抑えられ、一度の処置で一生有効な大切なしるしとなります。
この小さな「さくら耳」が、その子の未来と安全を確かに守ってくれます。
猫ちゃんたちが健やかに暮らしていくため、どうか皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

監修医
スペイクリニック姫路 院長
獣医師 野村 芽衣
